日本人は生まれてからスポーツと初めて出合うの機会は、大半が義務教育、体育の授業です。 授業以外に部活動もありますが顧問の先生や父兄の好意、ボランティアに強く依存しており、どちらも決められた時間の中で、スポーツそのものの楽しみよりも技術優先、身体を動かすことの楽しさよりも体力の向上や他の授業の息抜きの色彩が強いのが現状です。
よって日本人は、義務教育(学校体育や部活動)の終了とともにスポーツ(運動)と疎遠になりやすい環境になっていると思われます。
世界を見るとヨーロッパ(旧西ドイツ)では、1960年頃に国家全体のプロジェクトとして「ゴールデンプラン(15年計画)」と呼ばれるものが計画・実施されました。 これはスポーツ人口を増やし国民の健康増進のために、まずは「スポーツ施設等のハード面を整備する」といったものでした。
併行して「第2の道」と呼ばれるスポーツ政策も発表されました。当時、地域のスポーツクラブ(公共スポーツ施設)は競技スポーツが中心であり、アスリートを育てるのが主な目的(第1の道)でした。「第2の道」とは従来クラブで行われてきた競技スポーツのほかに、クラブメンバー以外のこどもから大人、高齢者までが参加できる多くの種目を設けることで、スポーツ人口を増やし余暇の充実や健康増進を普及させるものでした。 旧西ドイツでは、この「ゴールデンプラン(ハード)」と「第2の道(ソフト)」によってスポーツの振興が現在に引き継がれました。また、公共施設が中心ということと地域の住民自らが積極的に運営に参加することにより、サービス対し安価な価格設定が可能となり、その結果、現ドイツでは国民の多くが幅広い年代で、地域の社交の場でもあるスポーツクラブで日々スポーツを楽しんでいる環境があり、医療費の削減や健康寿命の伸びに大きく影響しています。
ただし、土地が狭く学校に体育施設のある日本とは違い、ドイツでは学校に体育施設が整備されていない分、広大な敷地の公共スポーツ施設が充実している現状もありますので一概には比較できませんが、学校体育でスポーツ「短期」の日本、地域のスポーツクラブでスポーツ「長期」のドイツ。
「総合型地域スポーツクラブ」とはまさに、このドイツのスタイルです。 日本でスポーツクラブといえば、プールやスタジオ、ジムが併設された屋内商業施設が連想されますが、「総合型地域スポーツクラブ」はもっと身近な地域でスポ−ツに親しむことのできる新しいタイプのスポーツクラブで、多種目(ニーズに合わせて)・多世代(こどもから高齢者まで)・多志向(アスリート以外でも)が特徴の、地域住民で自主的・主体的に運営されるスポーツクラブをいいます。
近年、健康志向の高まりから伝統的な競技スポーツの人気は低迷し、身体を動かすことは「スポーツ」から「フィットネス」へ移行しつつあります。また、組織に属せずに個々にスポーツや運動を楽しみたい方々も増えております。
CLUB Salute(クラブサルーテ)は、時代のニーズにいち早く対応し、生涯にわたってスポーツや運動を楽しめる環境づくりを目指します。

・日本体育協会

・青森県広域スポーツセンター

クラブサルーテでは平成21年度より独立行政法人日本スポーツ振興センターの【スポーツ振興くじ助成】の助成金を受けて運営しています。平成28年度は【総合型地域スポーツクラブマネジャー設置事業】において助成を受けています。